
米自動車大手フォード・モーターは18日、スポーツ用多目的車(SUV)やピックアップトラック、スポーツ車の対中輸出を停止したと明らかにした。
中国の報復関税に伴って、車の関税率が150%まで上昇したことを受けた措置。
フォードは「現時点の関税を踏まえて、米国から中国への輸出を調整した」と説明した。
同社は今週、対中輸出を停止。
ピックアップトラック「F150ラプター」やスポーツ車「マスタング」のほか、
ミシガン州で生産したSUV「ブロンコ」、ケンタッキー州で生産したSUV「リンカーン・ナビゲーター」が対象となった。
フォードは米国製エンジンと変速機の対中輸出は続ける見通し。
また、同社が中国で生産する高級SUV「リンカーン・ノーチラス」は、高関税の対象となるものの、引き続き米国に輸出される見通し。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8d96e1f97b6038d2963a44f37938153dfa6ffbf5