宝塚歌劇団は死亡した劇団員が所属していた宙組が上演予定だった公演を見合わせると発表しました。
宝塚歌劇団では去年9月、宙組に所属する劇団員の女性(当時25)が死亡しているのが見つかりました。
自殺とみられています。
■劇団員が死亡して以降 宙組の公演を見合わせ
3月5日、劇団は宝塚大劇場と東京宝塚劇場で5月17日から8月25日まで上演を予定していた宙組の公演を見合わせると発表しました。
劇団は「現時点で通常スケジュールでの進行が難しいため」と説明していて、新しい公演日程や上演作品については、決まり次第発表するということです。
劇団員が死亡して以降、宙組は公演を行っていません。
劇団員が死亡したことを巡っては、劇団は当初、いじめやパワハラは確認できなかったとしていましたが、その後、一部のパワハラがあったことを認め、遺族側に謝罪する意向を伝えています。
■見合わせとなった公演
宝塚歌劇110周年紀念奉舞『宝塚110年の恋のうた』ミュージカル『FINALFANTASY XVI(ファイナルファンタジー16)』
■宝塚大劇場(兵庫県):2024年5月17日(金)〜6月23日(日)
■東京宝塚劇場(東京都):2024年7月13日(土)〜8月25日(日)