>>47 それは「集合論をそのままの形で素朴に使っても素直には記述できない」
というレベルの低い話にすぎない。記述しようとする対象に応じて、
集合論から上手い記述の仕方をプログラミングのように実装すれば、
集合論で普通に記述できる。実装の仕方の一例としては、
・ 計算可能な関数はチューリングマシンで記述可能
・ チューリングマシンは集合論で記述可能
・ ゆえに、計算可能な関数は集合論で記述可能
であるから、計算可能な事象を扱う限りは、その事象は集合論で
実際に記述可能ということになる。この実装の仕方では、
・ 記述したい事象をまずチューリングマシンで表現する
・ そのチューリングマシンを集合論で表現する
という二段階の翻訳過程を経るので、最終的に得られる集合論での記述は
非常にテクニカルな記述になっており、読者は「機械語」を
そのまま提示されているかのような感覚を覚えることになるだろう。
バカが考えるところの「集合論で記述する」とは
「集合論をそのままの形で素朴に使って記述する」でしかないので、
このような高度な変形は最初から無いものとして扱っており、
あるいはそもそもそんな記述の仕方が存在することさえも
理解していないということであり、要するにバカなだけ。